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MOS(Microsoft Office Specialist)を取得しよう!

更新日:

MOS(モス)とは?

Microsoft Office Specialist(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)、通称モスのことで、
マイクロソフトのofficeを、一通り操作出来ることを証明する資格です。

ですので取得すると、履歴書に書いてアピールすることが出来ます。

 

 

 

 

 

 

 出典www.lasallecomputer.com

 

試験科目、試験日、試験料について (2018.2現在)

試験科目は、 マイクロソフトのofficeの3バージョン(2010,2013,2016)×5アプリケーション(word,excel,power point,access,outlook)と、
さらにword、excelに関しては、さらに上のレベルである、エキスパートがあります。

よって、計21科目から選択して、受験します。

科目
バージョン
スペシャリストレベル(一般) エキスパートレベル(上級)
Word
Word 2016 Word 2016 エキスパート
Word 2013
Word 2013 エキスパート Part1
Word 2013 エキスパート Part2
Word 2010 Word 2010 エキスパート
Excel

Excel 2016 Excel 2016 エキスパート
Excel 2013 Excel 2013 エキスパート Part1

Excel 2013 エキスパート Part2

Excel 2010 Excel 2010 エキスパート
PowerPoint
パワポ(PPTとも言う)
PowerPoint 2016
PowerPoint 2013
PowerPoint 2010
Access

(データベース管理ソフト)

Access 2016
Access 2013
Access 2010
Outlook
(電子メールソフト)
Outlook 2016
Outlook 2013
Outlook 2010

※バージョン2013のword、excelエキスパートは、2回受ける必要があります。

引用:MOS運営会社 株式会社 オデッセイ コミュニケーションズ より

試験日、受験料

試験日についてですが、
全国一斉試験と随時試験の2種類があります。

全国一斉試験は、全国同じ日にちで、会場もあらかじめ決められた所で行う、基本的な形式です。およそ2ヶ月前から受付、1ヶ月前までに締め切られます。

随時試験は、PCスクールや専修学校等、MOS運営会社が指定する会場に申し込み、
全国一斉試験を待たずに、日にちと会場を決められます。

よって、自分が受けたい日に受けることが出来ます。(全国一斉試験の意味は・・・)

また、受験料については、

1科目、約1万円します!

例えば、1科目でこの値段ですので、
Word2010スペシャリストとExcel2010スペシャリストを2つ受験すると、
約2万円する計算になります。

随時試験があるので、もし仮に落ちても、来週末にまた受験するなんてことも可能ですが・・・。

難易度もそれほど高くなく、
この高い受験料のせいか(笑)、
結構みなさん、ほぼ1発で合格されます。(スペシャリストレベルで合格率約80%です)

(詳しい説明やお申し込みは、オデッセイのWEBサイトへ!)

ただこのMOS試験、独学で十分合格可能です!

独学方法

こういうPC資格試験については、PCスクールに通うのが一番だと思われるかもしれませんが、
普段からPCを使っている方ならば、独学でも合格は可能です。

PCスクールでは、1科目のレッスン代で大体5万~10万円以上すると考えて頂いて結構です。
スクールに通うのは、
本当にPCにあまり触れたことが無い方にお勧めしたいところです。

独学のメリット、デメリット

メリット

レッスン代より安く、テキスト代は1科目1冊2000円程。
これにつきると思います。1科目1冊だけやれば十分です!

デメリット

  • 自分でPCを持っていること。
  • PCにOfficeがインストールされていること。(インストールされていなければ、ソフトは3万~5万程かかります)
  • モチベーションを保つ必要があること。(やる気がなければ、スクールに通っても、通わなくなりますが)
  • 分からないところは、自分で調べる必要があること。

しかしながら、分からないところを検索することは、
これから事務で仕事をしていくならば、そもそも必須なことです。

(逆に、わからないExcel関数があれば、仕事中に調べたり、普通にしますし 笑)

学習方法

下記のおすすめのテキストを1冊だけで良いので(むしろ、あれやこれと手をつけない)、
それだけをやって下さい。

そして、必ずテキストに付属されている模擬試験を受けて、合格点になるまで、復習して下さい!

よく他のサイトでも、
普段からOffice使っている方なら2週間、
慣れていない方なら、1ヶ月で合格可能と言われていますが、
本当です!

また、WordとExcelスペシャリスト(一般レベル)が合格出来る方なら、たった1週間でPower Point(PPT)も取れます。
操作感がWordとExcelに共通しているからです。

約2ヶ月でWordスペシャリスト、Excelスペシャリスト、Power Pointの3科目取得してしまいましょう!!

1冊だけ何回か往復して、それぞれのテキストに付いている模擬試験で、
9割を採れる程にはしておけば大丈夫です。

間違った所は、必ず復習しておけば、大丈夫です。

おすすめテキスト

FOM出版の「よくわかるマスター」シリーズ

1つ1つの操作に対して、解説と問題を設けていますので、
コツコツとやっていけます。解説も1番細かいと思います。

あまり慣れていない方は、こちらの方が良いです!

日経BP出版の「MOS攻略問題集」シリーズ

私は初めにこのシリーズで勉強しました。

FOMと比べて、解説が少し難しめかもしれませんが、
こちらが実践向きであると思います。

 

バージョンは、2016(Office365)をお勧めします

Officeの3つのバージョン間で、特別に機能が変わった事はありません。(見た目は変わりましたが)

ですので、どちらでも構いません。

今お持ちのPCの中に2010があるならそれでよいですし、
これからOfficeを買うなら、必然的に最新のものになるでしょう。

では、企業の導入状況はどうなのかというと、
実は従来の、ソフトを購入する買い取り型では無く、
毎月、もしくは毎年一定額を支払う「サブスクリプション型」に移行しつつあります。

クラウド型Office “Office365″とは?

マイクロソフトは、Officeのクラウドサービス「Office 365」というものを
始めました。

これは簡単に言ってしまえば、「毎月、もしくは毎年、一定額払う代わりに、
常に新しいOfficeが使えますよ」というものです。
これをサブスクリプション型と言います。

実は企業間では徐々に、この「Office 365」を導入するところが増えてきております。

「常に新しいOfficeという事」は、現在365を導入しているところは自動的に、最新の2016を使っている事に
なります。

実は私は、この365を導入している企業様で働いております。

私はこれまでMOS資格も実務経験も、2010でありましたので、
最初は2016の見た目に戸惑いましたが、
すぐに慣れることが出来ました。

ですので、テストを受ける上ではどのバージョンでも良いです。

しかしながら、Office365は個人でも導入出来、月々1000円ちょっと済みます。

これまでOfficeと言えば、Word、Excel、PPTが入っているもので3万円以上しておりましたので、
常に新しいバージョンが使用出来て

 

試験を受ける時の注意点

3バージョンどれでも良いのですが、試験の注意点があります。

それぞれ3バージョン、テストの形式が少々異なりますので、
テキストを選ぶ際は、ちゃんとそのバージョンのテキストをやって下さい。

お持ちのPCは2010バージョンなのに、2013のテキストで練習したり、2013のテストを受けたりしないようお願いします。

特に2013は、少しテスト形式が他の2010と2016と異なる点が多く、
慣れていなければ普通に落ちます。

2013はテストの形式が少し異なる

 

MOS資格はあくまでも、操作の仕方がわかるという証明

しかしながら、この資格を取ったからといって、
実際にOfficeを使ってバリバリ仕事が出来るのかといったら、
全く違います。

なぜなら、どうしても資格を取るための勉強をすると思うので、
実際のシチュエーションから生まれる実務と、ギャップが生じてしまいます。

採用される可能性が少し高まる程度、と考えた方がよいです。

しかしながら未経験の方は、兎にも角にも、仕事を得る必要があるのですから、
MOS等PCの資格が無ければ、話しになりません。

頑張って取得しましょう!

まとめ

MOSはマイクロソフトオフィスを扱えるかを証明する資格で、履歴書に書いてアピール出来、
難易度は比較的低く、独学でも十分合格可能なものです。

今後のマイクロソフトの展開を考えれば、
Officeのバージョンは、2016をお勧め致します。

  • B!