未経験で事務職に就く方法

未経験から高時給事務職に就くまで

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あなたが事務の仕事に就きたいと思ったのは、なぜでしょうか?

・PCを扱った仕事がしたいから
・時給が高いから
・けがをしてしまい、立ち仕事が出来なくなったから
・今後はIT業界で働きたいから など

それぞれだと思います。

このサイトのゴール設定として、

「関東(特に東京都)内で事務職の、
時給1600円以上の非正規雇用、もしくは正社員。
そして、将来性を睨んで、AIを扱った事務職」

になることを目標としてアドバイスをしていきます。

※時給1600円は、8h×20日×12ヵ月=年収300万越えと、1つの目安になります。

事務は女性の仕事?

事務と言えば、女性の方が男性社員のサポート的役割を担いつつ、
電話受けや雑用を行うイメージがあると思いますが、
現在においてもその傾向はあまり変わりません。

その中において、事務未経験男性が事務に就くことは可能かどうかですが、
ズバリ、可能であると言えます。

まず、事務の仕事の雑務として、力仕事が要る事があります。

企業によっては、
例えば、データ処理も出来て、掃除や発送業務等の力仕事もやってくれる
男性の方を採用するところもあります。

また、ここ最近の景気の良さ(賃金に反映されているかは疑問ですが)やIT業界の成長により、
業界を問わず事務職は全体的に人手不足です。

今後、事務の仕事が無くなる?

先日、メガバンクを筆頭に相次いで、AI(自動化)による大幅な業務の削減を行うことを発表しました。
これは、将来的な大規模な人員削減を示唆していると言えます。

とうとうこの日が来たかと思われた方や、もうそこまで技術が発達したのかと驚いた方もいらっしゃる
でしょう。

メガバンクといった大企業であっても、会社に依存するような働き方は改める必要があるのだと
考えさせるニュースとなりました。

また、この話題を読み進めていくと、事務で発生するルーティンワークのほとんどが、機械で自動化させることが
可能としていますので、我々オフィスワーカーも今回のメガバンクの件は他人事ではありません。

いきなり暗い話をしてしまいましたが、まだ焦る必要はありません。

機械に任せるといっても、言語での応対や、ルーティンではない仕事はもう少し時間がかかりますし、
変化に応じた柔軟性という点では、まだ人間の方に分があります。

そして実はこの自動化をする作業自体に仕事が発生し、その分野で人材が不足しており、
事務未経験であっても、経験を積んで行くことで、
最終的にそういう分野に挑むことは可能になっていきます。

さらに今後のAIによる膨大な処理によって、仕事を奪われるどころか、結局は分析などの方面で仕事が生まれると言われています。

 

2018年現在、景気の良さも手伝い、
求人サイトにおいても事務未経験での募集は、まだまだされています。

ただ、事務職は倍率が高く、女性を優先的に採る傾向が高いですので、
男性の方ならば、少し仕事の探し方や応募の仕方について知っておく必要があります。

当サイトでは、今後どのように事務での経験を積んで行けばよいかをアドバイスをして参りますので、
1つの参考にしていただければと思います。

また、AI社会に対してどのような準備が必要なのかについても言及していきますので、将来を見通す上でもお役に立てれば幸いです。

 

まずはとにかく経験を積む

事務職での求人を見てみると、半数以上は何かしらの事務の経験を求められていることが判ると思います。

時給や月給が高くなるほどその傾向は高くなるのですが、
目標となる時給や月給の求人においては、事務の経験がほぼ必須となります。

事務職または、デスクワークの伴う仕事を経験していないのならば、
まずは未経験可能な求人に応募して、経験を積む必要があります。

因みに、未経験でも時給が高めの求人を見かけることがあるかと思いますが、
これは大体、若い女性を採ることを目的にしていると思ってください。

高めの報酬に設定することで若い女性を採って、職場に活気をもたらすためです。

時給1000~1300円台で探す

未経験男性がまず初めに応募するのは、
時給の低い求人です。
具体的な時給は、都内であれば1000円~1300円程です。

いきなり高めの時給、もしくは正社員も少し厳しいかと思います。

特に、これまで正社員で働いて来た方で、非正規雇用になるのは不安かと思いますが、
転職はリスクが伴うものですので、
本当に慎重に考えてください。

資格を取ってから、最初はアルバイトか契約社員、請負会社で雇ってもらう

これより具体的な説明に入ります。

まず、Microsoft Officeの資格、
MOS(モス)を取得してください。

MOSとはMicrosoft Office Specialist の略で、
Word Excel PowerPoint Access Outlookのソフトの基本を扱える証明になります。

事務やるんだったら、word excelは当然扱えるようになるべきです。

また、タイピングも遅い方は、練習してください。
目標は1分200文字です。

その他、電話やメール応対、事務員のふるまい方、服装、マナー等に関しては、書籍や当サイトを
参考にされてください。

因みに、資格を持っているからと言って、それが出来るということにはなりません。
ちょっと面接で有利になる程度であって、
やはり経験や年齢が武器になることは覚えておいてください。

初めて事務に就く人の為の雇用形態別解説

初心者はいきなり事務での正社員はキツイので、
以下の雇用形態となる可能性が大です。

アルバイト・契約社員  

直で雇われている非正規雇用形態です。

会社に応募して、面接が行い、
直接雇われるものです。

アルバイトやパート、契約社員とありますが、
どちらにしろ契約期間を設けた契約書を更新していく形には変わりません。

契約期間はありますが、何か起こらない限りは更新してくれるはずです。

その何かとは、リーマンショックや震災のようなこと、人員調整もしくは倒産の危機だったりします。
しかしながら、これらのことを気にしていたら、前に進めません。

派遣社員

全体的に時給は高めで、派遣会社はいろんな大企業の案件を持っているので、
魅力的ではあります。

派遣社員とは、派遣する会社に雇われるのですが、
実際の業務は派遣会社が契約を結んだ、派遣先企業で行います。

業務命令は派遣先企業の人から行われ、
給料や福利厚生は派遣元、つまり派遣会社より支払われます。

初めて派遣で働く方は少し戸惑うこともあるかと思います。
派遣の仕組みについては、少し頭に入れて置いた方が良いです。

経験不足の方は、どうしても時給の低いところを紹介されます。

請負会社のアルバイト(or契約社員)

ある企業の業務を請負会社が完全に取ってしまい、
それを請け負った会社に雇われる形態です。

仕事先が、請負を頼んだ会社内の一画だったりしますので、
傍から見ると派遣社員と同じに見えます。

しかし、派遣社員と異なるのは、
業務自体が完全に請負会社担当のものになってますので、
勤務先に、自分と同じ会社の人と仕事が出来て、
初めてでも教わりやすい環境であることが多いです。

いきなり派遣社員として、しかも1人で見知らぬ企業にぶち込まれるより、
初心者にはおススメです。

ハローワーク

職安です。
中にある端末でデータベースより検索をかけて、
窓口で応募する形態ですが、
大体は正社員や契約社員であることが多いです。

事務は女性の採用が多く、倍率が高いと上記で言いましたが、
ハローワークの求人は特にその傾向が強いです。

公共機関でありますが、意外とブラックな案件も多く、
私の個人的な印象で申し訳ないのですが、
失業手当を貰いに行くためにあるだけにしか感じておりません。
(※あくまでも個人的な印象です)

しかしながら、(躊躇なく辛口で陰険な)アドバイスを貰えたり、
履歴書・職務経歴書を添削してもらったりと役に立つところもありますし、
ホワイトな案件もありますから、
特にこれまで事務系でバリバリ働いていた方が、挑戦するのはアリです。
(そういう方は民間の転職会社を勧めます・・・)

探し方

求人ですが、WEB上で探したり、駅に置いてあるようなフリーペーパーで
探したりするのが一般的です。

また、そういった求人サイトに頼らず、
直接、働いてみたい会社のWEBサイトでアルバイトや契約社員として募集していないか
を探すのも勧めます!(これが意外と穴場)

特に職歴欄の空欄が多い方(日本では良いことですよ)に申し上げたいのですが、
視野を広く持って、行動力を持つことを意識してください。

仕事を探せる場所は、ハローワークだけではないのです。

業務中の心構え

では、仮に事務の仕事に就いたとします。

これまで肉体労働が中心だった方は、戸惑うことも多いはずです。

しかし、新しい環境にビビっている暇はありません。

仕事にどういう姿勢で臨むべきかと言いますと、
技術面で盗めるものはどんどん盗んで、少しでも空き時間が発生したら、
タイピングの練習でも、メールの書き方でも、電話の応対の仕方でも、
オフィスソフトの設定でも、Excelの関数の暗記でも、
とにかくこっそり勉強する時間を設ける事です。

折角目の前にPCがあるのですから、活かさない手はありません。

ただし、勝手に外部に社内データを送信したり持ち出したりなどをしないように
しましょう。
データの送受信は、監視されている企業がほとんどです。

また、家に帰っても勉強してください。
求人サイトで高めに設定してる求人の応募条件に沿った学習をしてください。

もしくは、今後どういう仕事でやっていきたいか分かっている方は、
その為の学習をしてください。

いよいよ目標の収入へ

さて、事務として経験を積むことが出来たあなたは、
高収入を求めて転職をします。

1年~2年は最低経験を積んでいることが必要です。
そこにプラスして、何が出来るのか、具体的に言えることも大切です。

この段階でようやく、
今より高い時給やもしくは正社員の仕事、または、自分の興味のある業界に飛び込んでみたり、
選択肢が広がる状態に持っていけます。

まとめ

どうだったでしょうか。
おおまかに流れを説明しましたが、
とにかく収入が低くてもよいので、事務と言える仕事の経験を積むことが
重要になります。

最初は覚えることや面倒なことが多く、
やはりすぐには納得のいく働き方は出来ないと思いますが、
それでも事務の仕事をやりたい方は是非、
当サイトを参考にされてください。

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