こでは特に事務未経験の為の、アルバイト・契約社員(特に期間限定)での応募の仕方を説明します。
いろんな雇用形態がありますが、事務の初心者であれば、やっぱりアルバイトでの応募の方が、気が楽かもしれません(アルバイトでも倍率は少し高いですが)。
しかし、正社員や派遣での応募よりはハードルは下がりますので、MOSなどの資格を携えて是非応募してみましょう。
アルバイト
アルバイトは直接雇われる雇用形態ですが、時給制で、ボーナス・退職金は無いところがほとんどです。
求人サイトで探すことが多いかと思いますが、
事務で検索を掛けると、意外と未経験でも募集しているところが多いことに気が付くと思います。
中には、研修やフォローがしっかりしてあったり、パワポやエクセルのスキルも上がる!なんて表記もあって、まさにこれから事務で働こうというあなたにお勧めの求人が、そこそこあります。
ただ、求人サイトを眺めていると、比較的若い女性の画像が多いことに気が付きませんか?
世間的には、事務のアルバイトは女子の仕事であるとの認識がいまだに強いですから、実際に応募してみても、性別で落とすことなんてよくあります(もちろん落とした理由なんて聞いても、教えてくれませんが)。
女性活躍中!の表記について
求人情報を眺めていると、よく、「女性活躍中!」や「20代のスタッフが活躍中!」といった表記を見かけることがあると思います。
これは、この通りに解釈してください。
「女性活躍中」→女性しか採らない
「20代活躍中」→20代しか採らない
という感じですね。
だったら最初からそう書いて欲しいものですが、これは法律で禁止されているからなんですね。
ですので、私も経験があるのですが、女性活躍中の所に電話で面接の予約をする際に、「うちは女性しか採らないんですよ」と言われることがあります。
ただ、必ずしもそうとは限らないとも言える経験も、私自身してますので、よければこちらのコラムも見てみてください。
なので、そのように応募者を限定するのを匂わせている文言があっても、興味のある求人であれば、取り合えず電話してみてください。
契約社員
契約社員も直接雇われる雇用形態ですが、アルバイトとの違いはあまり分かりません。
以前ならば、社会保険の有無で判断できたのですが、2011年あたりから、アルバイトであっても、労働時間が正社員の2/3以上であれば、社会保険加入をさせるよう強く求められるようになったためです。
アルバイトも契約社員も労働契約書で契約期間を設けている事が多く、違いを強いて言えば、契約期間があっても更新される可能性のない契約は、契約社員の方が多いと思います。
直接応募したい会社のWebサイトを覗いてみる
仕事探しをするところは、求人サイトや求人情報誌、ハローワークだけではありません。
アルバイトの求人情報サイトや求人情報誌で募集をかけている企業で、働いてみたい企業のウェブサイトの求人を見てみるのです。
もちろん、ほとんどは経験者の中途採用が多いと思いますが、未経験者の方には、その方にあった探し方として、少し工夫しなければなりません。
例えば、求人サイトで事務未経験可の仕事を探している時に、NTTのグループ会社のデータ処理の仕事を募集していたとします。
半年間の契約で、時給も1200以上、PCの基本操作が可能ならOKという案件だったとします。
ここでもちろんそのまま求人サイト経由で応募するのもアリなのですが、私の場合、ここで一旦応募を保留し、直接その会社のHPに募集をかけていないかを確認します。
なぜそうしたかというと、まずNTTグループの会社は本当に沢山ありまして、グループ全体でみると非常に大きな会社様になりますので、求人を出しても、なかなか満足のいく人数を揃えられないことを知っているからです。
さらにこれはNTTだけに限らず、求人サイト等に求人情報を出している企業全てに言えることですが、その企業のウェブサイトでも募集をかけている可能性があります。
そこで、求人情報サイトに載っていない、似たような条件の別の求人も見つけられたりします。
求人情報サイトや求人誌に載せるにはお金がかかりますので、求人全てを載せるのは難しかったりします。
また、新しい求人が発生しても、すぐには求人媒体には反映されないので、直接見に行くことで、まだあまり応募していない求人に出会える可能性があります。
アルバイトレベルの求人媒体で募集をしてる企業であれば、そのレベルでの求人を自社のウェブサイトで出してる可能性もあるので、おススメの探し方です。
まとめ
事務未経験者が、アルバイトや契約社員として働くメリットは、派遣と違って直接雇われて、それほど求められるレベルも高くない所で、経験が積めるというところです。
たとえ契約がきっちり半年間だけと決まっていたとしても、事務未経験が脱せるのであれば、十分ステップアップと言えますし、働いている間も、次のために、自分でしっかりと勉強をしておきましょう。